石割山 平尾山 大平山 縦走

撮影機材、OLYMPUS E-1、ZUIKO DIGITAL14-54mm

Profilr BBS


  野川桜のライトアップ  
 毎年地元調布のほぼ中央を東西に流れる野川で一夜限りの桜のライトアップが行われている。三鷹通りのあたりを中央に200mほどの距離、実家がその中央至近なのではじめて出かけてみた。

調布は日活、大映(現角川)の撮影所があって、関連する会社やプロダクションが多いのだが、16年前、野川の側にあった映画やコマーシャルを中心にしている照明のレンタル会社「アークシステム」が会社の前の1本の桜をライトアップして社員が花見をしていたのがはじまりで、近所で便乗花見する人が増えていき、2002年に会社が富士見町へ移転して、ライトアップはなくなることになったのだが、毎年楽しみにしていた人々が「野川の桜ライトアップ実行委員会」を結成、アークシステムさんの無償協力を得て継続することになったようだ。2003年には100万円以上のカンパが集まったが会社側は固辞して調布市の福祉事業のため寄付されたと言う。今年は沿道にアークさんへの寄せ書きコーナーがあった。





ライトアップされた桜の夜景は見事の一言につきる




E-1による夜景撮影



 オリンパスE-1を使っての夜景撮影は思っていたよりも難しかった。                             
 E-1は、黒と灰色の狭間が少なく、みな黒になってしまう。いわゆる黒つぶれである。                    
 野川の夜景は、大変混雑していて、道を一列に進まされるほどの渋滞ぶりで、三脚を立てての撮影などヒンシュクものであるため手持ち撮影になる。                  そこで、RAWで撮影し自宅で補正をすることにした。 コントラストを-側に補正して、シャープネスと彩度を+側に補正した。                                



一民間企業のささやかで細々としたものだと思っていたら、野川の土手に投光機が並び、川の両岸から覆いかぶさる無数の桜の花びらが反射板となって煌々と輝く光のトンネルが出現していた。                         
 ほとんど口コミだと思うがすごい人出。一方通行でボランティアが「立ち止まらないでください」を連呼する状態。    
 夏の多摩川の花火に匹敵する春のイベント、西の大阪造幣局通り抜けと双璧、人工的な冬の東京ルミナリエ対して自然のルミナリエ、という感じ。                 
 調布市が一枚かんで、川床でも仮設して席料でもとれば更に大イベントになるんじゃないかと脳裏を過ぎりつつも、これ以上人が来ても困るので、市民の密かな楽しみとして続いていくのだろう。
                           





光をあびて風にゆれる



 

水に写る桜も非常に綺麗でした




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